キャスティング事業支援室長

「人」の力で、社会により多くのインパクトを与える存在になりたい

エイスリーに恩があるからこそ、後輩が活き活きと働ける環境を提供していきたい

<プロフィール概要>
安食 裕恵
大学卒業後、ブランディングデザイン会社に入社し、デザイナーとして従事。その後、エイスリーに入社。ジャパンカルチャーユニットの立ち上げを担い、広告ユニット及びプロフェッショナルユニットのリーダーを担当。現在はキャスティング事業支援室の室長を務める。

キャスティング事業支援室のミッション、具体的な仕事内容について教えてください

キャスティング事業支援室のミッション、具体的な仕事内容について教えてください

キャスティング事業のサービス向上、持続的な事業発展をミッションとしています。  

 

現状、キャスティング事業は13の専門ユニット体制を取っています。 数人から始まったサービスですが、ニーズが高まり、徐々にユニットが増えてきました。継続的に成長してきた一方で、組織としてはまだまだ教育、体制などの未整備な箇所があり、日々最適化を図っています。

 

具体的な業務は、キャスティング事業全体の教育プログラムやサービス改善・効率化のための仕組み作り、ユニットごとの戦略・戦術の策定、メンバーのマネジメント、採用から他部署と連携したプロジェクト運営まで、キャスティング事業をより良くするためのあらゆることに取り組んでいます。

 

組織の足元を固めつつ、一年後、二年後に顧客のニーズに合わせて事業が伸びていけるのか、メンバーが活き活きと仕事ができるのかを想像しながら、日々トライアンドエラーを重ねています。

仕事のやりがいについて教えてください

二つあって、一つ目は組織づくりに携われることです。
今任せていただいている業務内容は、大企業であれば十年〜二十年先にようやく任せてもらえるようなものがほとんどなので、早いうちからそこにチャレンジさせていただけるのはありがたいことだと思います。
その分初めてのことばかりなので不安やプレッシャーも大きいですが、より良くするための仮説を立てて仕組みを考え、勇気を持って運用を決めた方法が上手く回りはじめた時には非常にやりがいを感じます。

 

もう一つはマネジメントです。
エイスリーに入社するまで、何人もの後輩を育成したり、リーダーとしてチームを運営したりする経験はありませんでした。
いざ自分のチームで試行錯誤しながらなんとかチームとしての目標を達成させたり、後輩が成長する姿を見た時には、自分なりに心を砕いて後輩に向き合った自負があるからこそ、すごく嬉しかったです。
また、成長した後輩が私の想いを汲み取ってその下の後輩を教育してくれた時に、会社の中だからこそ生まれる信頼関係が構築できたなと思う瞬間があるんです。
その信頼関係が、辛い時の私の心の支えになることもありますね。

 

仕事をする上で大切にしていることはありますか?

物事を俯瞰的にみて、決断することです。
日々目まぐるしく状況が変わったり、色んな立場や価値観の社員が関わる中で、様々なことに対して最適解を考え、迅速に判断を下さなければなりません。
なので、現状がどうなっているのか、どこがゴールなのかを把握した上で、優先順位をつけながら判断することを心がけています。

 

あとは伝える力を磨くことです。
キャスティング事業支援室は、組織のちょうど間にいる役割なので、シチュエーション、相手、目的によっての伝え方を意識することが重要だと思っています。
例えばメンバー個々に対しては、志向性に応じて例え話などを交えながら理解しやすく刺さるようにコミュニケーションを取ったり、全体に対して新しい仕組み等を落とし込む際には、ビジュアルや図を交えた伝わりやすい資料を作成し、できる限り見える化した上で説明するようにしています。
一方で代表を始めとした上長及び同レイヤーの方々に対しては、現場で起きていることを端的に伝え、今後の方向性を示すことを意識しています。

仕事を通じて実現したいことはなんですか?

キャスティング事業、そしてキャスティングディレクターの市場価値を高めることです。

 

キャスティング事業はニッチなビジネスでありつつ、エイスリーは後発で参入しています。さらにエイスリーのキャスティングディレクターの多くが、業界未経験者です。 その状況でもここまで拡大してきたことを考えると、今後もニーズに合わせて対応領域を増やしていけば、まだまだ伸ばせる可能性が高いビジネスだと思います。

 

一方で属人化しやすいサービスでもあるため、事業を伸ばすには間違い無く個々の力が重要です。
三年後、五年後の世の中がどうなるかわからない今、せっかく同じ会社で一緒に働くのであれば、できる限りメンバーの市場価値を高めるサポートをしていきたいと思っています。

 

私はこれまでキャスティングディレクターとして色々なやりたいことを実現させていただき、エイスリーに恩を感じています。だからこそ、次は私が後輩にやりがいを持って働ける環境を提供できるよう尽力して、会社に還元していきたいと思っています。 キャスティングディレクター、ひいては社員全員が持ち味を生かして、活躍できる組織づくりの一端を担っていきたいですね。