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2024/09/30

タレント起用の広告が消費者に与える影響を調査

約6割から、タレントが起用された広告を見て「ブランドをより好きになった」との声
その結果、約8割が商品を購入〜 ブランドに対する消費者の好意度に影響を与える要素とは 〜

タレントドリブンマーケティングを主導するエイスリーグループ(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:高橋 太一)は、Z世代・Y世代の男女112名を対象に、タレント起用の広告が消費者に与える影響を調査いたしました。


01|Z世代・Y世代の約6割が、タレントが起用された広告を見て、その商品やサービスのブランドをより好きになった経験があると回答
02|その結果、約8割が商品を購入した経験あり
03|消費者のブランドへの好意度に最も影響を与えるもの、第1位「タレントが実際にブランド・商品・サービスを愛用しているか」(20.5%)、第2位「タレントとブランドのイメージが一致しているか」(17.9%)、第3位「タレントがブランド・商品・サービスについて詳しく伝えているか」(14.3%)
※今回のアンケートにおける「タレント」の定義は、「俳優、アイドル、お笑い芸人、インフルエンサー、VTuber、キャラクターなど、表舞台に立ち、タレント性を持つ人や物としております。

本調査のダウンロードはこちら

調査概要

調査名称:タレント起用の広告に関する調査
調査機関:自社調査 (調査委託先:株式会社IDEATECH)
調査方法:オンラインアンケート
調査期間:2024年9月11日〜同年9月12日
有効回答:Z世代(2024年度で20〜28歳)・Y世代(2024年度で29〜44歳)の男女112名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪利用条件≫
1 情報の出典元として「エイスリーグループ調べ」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://www.a3corp.jp/2024/09/30/281/

約6割が、タレントが起用された広告を見て、その商品やサービスのブランドを「より好きになった」経験あり

「Q1.あなたは、タレントが起用された広告を見て、その商品やサービスのブランドをより好きになったことはありますか。」(n=112)と質問したところ、「よくある」が20.5%、「ややある」が34.8%という回答となりました。
・よくある:20.5%
・ややある:34.8%

・あまりない:22.3%
・全くない:17.0%
・わからない/答えられない:5.4%

その商品やサービスのブランドをより好きになったタレントジャンル、第1位「アイドル」、第2位「俳優」

Q1で「よくある」「ややある」と回答した方に、「Q2.どのジャンルのタレントが出演する広告で、その商品やサービスのブランドをより好きになりましたか。(複数回答)」(n=62)と質問したところ、「アイドル」が53.2%、「俳優」が41.9%、「モデル」が32.3%という回答となりました。
・アイドル:53.2%
・俳優:41.9%
・モデル:32.3%

・キャラクター:25.8%
・お笑い芸人:24.2%
・アスリート:22.6%
・インフルエンサー:16.1%
・声優:16.1%
・VTuber:12.9%
・その他:4.8%
・わからない/答えられない:1.6%

「K-POPアーティスト」や「ゆるきゃら」などの声も

Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q3.Q2で回答した以外に、どのジャンルのタレントが出演する広告を見て、そのブランドをより好きになったことがありますか。タレントのジャンルを自由に教えてください。(自由回答)」(n=61)と質問したところ、「K-POPアーティスト」や「ゆるきゃら」など39の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

  • 26歳:アニメイトコラボとか。
  • 35歳:ゆるきゃら。
  • 29歳:韓国人アイドル。少女時代とか。
  • 36歳:好きなお笑いタレントが出て好きになりました。
  • 25歳:グループのアーティスト。
  • 22歳:kpopアーティスト。

タレントが起用された広告を見て、商品やサービスのブランドをより好きになった理由、「タレントのファンだったから」や「タレントのイメージがブランドに合っていたから」、「タレント自身がブランド・商品・サービスを愛用していたから」が上位

Q1で「よくある」「ややある」と回答した方に、「Q4.タレントが起用された広告を見て、商品やサービスのブランドをより好きになった理由を教えてください。(複数回答)」(n=62)と質問したところ、「タレントのファンだったから」が50.0%、「タレントのイメージがブランドに合っていたから」が46.8%、「タレント自身がブランド・商品・サービスを愛用していたから」が46.8%という回答となりました。
タレントへの好意、タレントとブランドのイメージ一致、タレントによる商品・サービスへの愛着が、ブランドへの好意度に影響し得ることがわかりました。

・タレントのファンだったから:50.0%
・タレントのイメージがブランドに合っていたから:46.8%
・タレント自身がブランド・商品・サービスを愛用していたから:46.8%

・タレントがブランド・商品・サービスについて詳しく説明していたから:32.3%
・タレントがブランド・商品・サービスを魅力的に表現していたから:24.2%
・知名度のあるタレントだったから:14.5%
・その他:1.6%
・わからない/答えられない:3.2%

「好きなタレントと同じものを使いたいと思った」や「タレントが可愛くて使ってみたいと感じた」などの声も

Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.タレントが起用された広告を見て、商品やサービスのブランドをより好きになった理由を、自由に教えてください。(自由回答)」(n=60)と質問したところ、「好きなタレントと同じものを使いたいと思った」や「タレントが可愛くて使ってみたいと感じた」など35の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

  • 35歳:好きなタレントと同じものを使いたいと思った。
  • 38歳:肌が綺麗だといつも思っていたタレントが起用されていた。
  • 28歳:タレントが可愛くて使ってみたいと感じた。
  • 26歳:好きな俳優さんがブランドをやってて、購入したら商品が良かったから好きになった。
  • 36歳:もともと好きな商品で、好きなタレントも好きだと知り、好感度が上がったから。
  • 22歳:コラボしたタレントとブランドの雰囲気が合っていて惹かれたのと、商品も可愛かったからです!
  • 27歳:好きなタレントが起用されて改めて使ってみたり、食べてみたりするとこんなに便利だったんだ、美味しかったんだ、なら普通の時も買ってみようと、そのブランド自体に興味を持つことが出来たから。

商品やサービスのブランドをより好きになった結果、約9割がその商品やサービスの「購入意欲が高まった」と回答

Q1で「よくある」「ややある」と回答した方に、「Q6.商品やサービスのブランドをより好きになった結果、その商品やサービスの購入意欲は高まりましたか。」(n=62)と質問したところ、「かなり高まった」が29.0%、「やや高まった」が64.5%という回答となりました。
タレント起用の広告がブランドへの好意度だけでなく、購入意欲度を高める傾向がみられました。

・かなり高まった:29.0%
・やや高まった:64.5%

・あまり高まらなかった:6.5%
・全く高まらなかった:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%

商品やサービスのブランドをより好きになった結果、約8割がその商品やサービスを「購入したことがある」と回答

Q1で「よくある」「ややある」と回答した方に、「Q7.商品やサービスのブランドをより好きになった結果、その商品やサービスを購入したことがありますか。」(n=62)と質問したところ、「ある」が83.9%、「ない」が16.1%という回答となりました。
タレント起用の広告がブランドへの好意度だけでなく、購買行動を促す傾向がみられました。

・ある:83.9%
・ない:16.1%

商品やサービスを購入した後、約7割がその商品やサービスを身近な人に直接またはSNS等で「お勧めした」、または「お勧めしたい」と回答

Q7で「ある」と回答した方に、「Q8.商品やサービスを購入した後、その商品やサービスを身近な人に直接またはSNS等でお勧めしたことがありますか。」(n=52)と質問したところ、「ある」が40.4%、「ないが、今後はしたいと思う」が30.8%という回答となりました。
・ある:40.4%
・ないが、今後はしたいと思う:30.8%

・ないし、今後もしたいと思わない:25.0%
・わからない/答えられない:3.8%

タレント起用の広告について、消費者のブランドへの好意度に最も影響を与えるもの、第1位が「タレントが実際にブランド・商品・サービスを愛用しているか」、第2位が「タレントとブランドのイメージが一致しているか」、第3位が「タレントがブランド・商品・サービスについて詳しく伝えているか」

「Q9.タレントが起用された広告について、消費者のブランドへの好意度に、最も影響を与えるものは何であると思いますか。」(n=112)と質問したところ、「タレントが実際にブランド・商品・サービスを愛用しているか」が20.5%、「タレントとブランドのイメージが一致しているか」が17.9%、「タレントがブランド・商品・サービスについて詳しく伝えているか」が14.3%という回答となりました。
ブランドへの好意度に、「商品・サービスに対するタレントの愛着」、「タレントとブランドのイメージ一致」、「タレントによる熱量の高い発信」が特に影響し得ることがわかりました。

・タレントが実際にブランド・商品・サービスを愛用しているか:20.5%
・タレントとブランドのイメージが一致しているか:17.9%
・タレントがブランド・商品・サービスについて詳しく伝えているか:14.3%

・タレントのファンであるかどうか:14.3%
・タレントがブランド・商品・サービスを魅力的に表現しているか:9.8%
・タレントに知名度があるかどうか:2.7%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:20.5%

まとめ

今回は、Z世代・Y世代の男女112名を対象に、タレント起用の広告が消費者に与える影響を調査いたしました。
まず、約6割がタレントを起用した広告を見て、ブランドへの好意度が高まったと回答しています。さらに、ブランドへの好意度が高まった結果、約9割が「購入意欲度が高まった」、約8割が「購入したことがある」と回答しました。このことから、タレント起用の広告がブランドやサービスへの好意度だけでなく、購入意欲度を高めること、また、購買行動を促す傾向があることがみられました。

また、ブランドへの好意度が高まった理由として、「タレントのファンだったから」(50.0%)、「タレントのイメージがブランドに合っていたから」(46.8%)、「タレント自身がブランド・商品・サービスを愛用していたから」(46.8%)が上位にあがりました。
ブランドへの好意度に最も影響を与えるものとしては、第1位「タレントが実際にブランド・商品・サービスを愛用しているか」(20.5%)、第2位「タレントとブランドのイメージが一致しているか」(17.9%)、第3位「タレントがブランド・商品・サービスについて詳しく伝えているか」(14.3%)でした。

タレントの広告起用において、「タレントとブランドのイメージ一致」、「商品・サービスに対するタレントの愛着」、「タレントの熱量高い発信」を重視した広告が、消費者行動に大きな影響を与えうることがわかりました。

これにより、ブランドに愛着を持ち、かつブランドのイメージに合うタレントを起用し、そのタレントが熱量高く発信することで、タレントの商品・サービスに対する熱量(=熱意・愛着)が消費者に伝播し、消費者の購買を促進することが期待できます。

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